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こんにちは、管理人の日経OP売坊です。

当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。
少しでも皆様のお役に立つ情報を提供していきたいと思いますので、応援宜しくお願いいたします。

さて、今回のテーマは「証券会社の予想はなぜ当たらないか」です。

まず、2つの質問を考えてみてください。

1)皆さんには、お付き合いしている証券パーソンがいらっしゃいますか?
2)その助言は役に立っていますか?


役に立っているなら、それはかなりラッキーですね。

でも、一般的には、当たることもあるけど当たらないことも多いかなではないでしょうか?

それは何故でしょうか?

みなさんは、証券パーソンは有意義な情報を提供してくれると誤解していませんか?
管理人がそう考えるのは、以下の理由からです。

証券ビジネスとは

悪意があるかないかは別として、証券ビジネス(自己売買部門を除く)の収入源は、顧客が売買をすることによって得られる手数料ですね。つまり、売りでも買いでもいいので、注文が欲しいのです。

お金が預貯金やMRFに滞留していると困るのです。なんとか、動かしてもらわないと困るのです。

大根おろしをイメージしてみてください。
大根(お金)を動かすことで、大根おろし(手数料)となるわけです。
大根を乗せたままだと、こまるのです。

つまり、当たり外れより、お金を動かしてもらうことが本音ですよね。

結果として、以下のような証券パーソンに分類できます。
極端な例をあげます。

<ケース1>
2人の顧客がいるとします。
一人にはある銘柄は「買い」といい、もうひとりには「売り」と推奨します。

するとどちらかが儲かり、どちらかが損するわけですが、同じ株数を売買するのであれば、手数料なしの世界では合計資産は同じです。実際は手数料があるので、その分証券会社が儲かります。顧客の合計はその分減るわけです。 証券会社の勝ち、顧客連合は負けです。

<ケース2>
今度は、どちらか一方、通常は「買い」を推奨します。

(1)毎回当たる場合

めったにないことですが、可能性としてはありえます。
しかし、そんなに当たるのであれば、なぜ証券パーソンをやっているのでしょうか?

親類縁者から借金をしてでも、自分が投資家となった方が、時間的にも金銭的にも得ではありませんか?
こうならないのは、「毎回当たる」という前提がおかしいのです。

「あなたの予想・分析があたるのなら、なぜ自分で独立してやらないのですか?」
これが、一番恐れている質問ですね。


(2)当たったり外れたりする場合(よくあるケース)

これ、本当に困ります。 
当たった時は50%値上がり、外れたときは50%値下がりすると、彼らは一勝一敗で50%の確率とかいうわけです。

しかし、実際の投資家は違いますね。

当たった時は50%値上がり、外れたときは50%値下がりすると手数料がなくてもお金は減るわけですから。

  100万円 x 1.5 x 0.5 = 75万円
  100万円 x 0.5 x 1.5 = 75万円 ですね。

オックスフォード大学は、あと10年でなくなる職業・仕事を発表していますが、証券パーソンもその一つでしょうか?
注)原文にはBroker Agentとあり、「不動産ブローカー」とか訳されることが多いのですが、管理人は証券パーソンも含まれると考えています。

というのも、人間のトレーダーより迅速に、プレスリリースや決算内容を分析して投資判断し、売買をするので、人間の分析すぴーどでは、かなり遅れをとることになります。

これは、アルゴリズムによってコンピュータ売買が盛んになっている現状を表していますね。

(3)毎回外れるケース

一番悪いように見えますが、私はそうは思いません。 

この場合、買えと言ったら「売り」、売りと言ったら「買い」と行動すればいいのですから。

本人は外れるので自分のお金で投資家とは成り得ませんが。

実際、管理人がファンドマネージャーをしていたとき、こういう証券パーソンが一人だけいました。 この人は相場の天井近くになると「買い」をすすめ、大底近くになると「売り」を薦めてきました。 真面目なひとなので、確認には確認をして、石橋を叩いて叩いたあとの結論だったのでしょうが、非常にうまく天底がずれていました。

こういう証券パーソンは貴重ですが、証券会社でやっていくのは厳しいかもしれません。


このように考えてくると、証券会社の予想が当たると思うのは、大きな勘違いと言えそうですね。


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注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。実際の投資の最終判断は、自己責任でお願い申し上げます。
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2017/01/09 22:57 マーケット雑感 TB(-) CM(0)
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日経OP売坊

Author:日経OP売坊
元デリバティブ・アナリスト、元外資系金融機関の運用担当役員が、日経オプションの実践法を伝授いたします。難しい理論は抜きにして、有意義な情報をお伝えしてまいります。なお、当ブログはファイナンシャル・リテラシーの向上のみを目的としたもので、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。
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